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かえで02

大人の発達障害について

発達障害は先天的な障害であり、成人になって発症することはありません。大人の発達障害とは、大人になるまで発達障害に気付かず、大人になってから診断を受けたり、自覚したりするケースを言います。


発達障害は多くは子どもの頃に気付かれます。しかし、発達障害は人により症状の程度に幅があります。症状が軽度である場合、子どもの頃に発達障害に気付かれないまま過ごすこととなります。しかし就職や結婚・恋愛などの過程で仕事や対人関係がうまくいかなくなると、「自分はどこか人とは違う」という違和感や「生きづらさ」を抱えてしまい、大人になってから発達障害を指摘されたり、自覚したりする人やうつ病や対人恐怖症、不安障害などを発症してしまい、それがきっかけで発見される人などが増えているのです。 自分が発達障害かもしれないと悩んでおられるかた、また、下記に挙げている発達障害の特性のチェックリスト(ページ下記の「発達障害とは」参照)にあてはまる方は一度当院へご相談ください。

当院での診断・治療

診 断

まず問診にて現在の症状や困っている内容を確認したうえで、幼少期や学童期の状況の確認を行います。「大人の発達障害」の診断には幼少期・学童期の情報がとても重要です。両親や兄弟からの情報や職場の方や配偶者などからの情報があれば診断に有用です。診断には問診のほか各種心理検査や血液検査など考慮して総合的に判断します。


治 療

①薬物療法

発達障害の種類によっては現在、内服薬が有効な場合があります。
注意欠陥多動性障害(ADHD)や一部自閉症に厚生労働省の適応を取っている薬剤がありますので希望される場合には用いる場合もあります。
また薬物療法に抵抗がある人には、症状を緩和させるために副作用の少ない漢方などを取り入れていきます。

②カウンセリング・心理療法

資格を持った臨床心理士が心理検査・性格検査をもとに心理療法のほかに、対人関係の作り方の見直しやコミュニケーションスキルの指導、社会ルールの学習、日記指導などを行います。

③生活・就職支援

医療ソーシャルワーカー・相談員が自立支援などの各種制度の利用や発達障害者支援センターとの連携をはじめ、特性とライフステージにあわせた支援を提供するために、医療、保健、福祉、教育及び労働等の各関係機関と連携を図ります。

発達障害に関しての当院での考え方

最近では発達障害という言葉が1人歩きしているように思います。少し人間関係に問題が生じたり、仕事や学校でうまくいかないと「発達障害では?」と指摘されたり、また悩んだりすることもあるようです。発達障害の診断に関しては一般的にはDSMの基準に基づきますが、それは経歴・問診・各種心理検査などからの状況判断となり、たとえば、身体疾患の場合の肺炎があるなしというような、血液検査や画像などではっきりと白黒がつく診断方法があるわけではありません。 医療機関によっては知能検査(ウェクスラー成人知能検査)で発達障害のあるなしを診断されるところもあるようです。しかしこの知能検査ではIQの「ばらつきがある」(ディスクレパンシー)の場合に発達障害の可能性があるという参考所見でしかありませんし、当院へも

①あきらかに発達障害の症状をきたしており、社会生活上つらい思いをしているのに他院にて知能検査のみバラツキがなく「発達障害ではない」と診断され、支援されずに困っている方

②他院にて「発達障害(アスペルガー自閉症スペクトラム)」と診断をくだされたものの、ADHDの薬物治療しかない現状ではASD(アスペルガー自閉症スペクトラム)のその後の治療や支援に関しては、提示してもえなくて困っておられる方

などなど、診断やその後の治療や支援に関して困っておられる方が来院されます。診断に関しては世界基準のDSMに基づき病歴、社会生活上の障害など問診などから伺いそれに各種心理検査(社会不安障害・抑うつ・性格テスト・知能テストをすべて網羅)して行い重症度や他の疾患との鑑別・判断をします。また検査結果もグラフ化してお返しいたします。また当院では発達障害の診断だけでなく、その後今直面している問題をどう解決するか、に焦点をあてています。

当院での大人の発達障害の支援について

①医療費の助成・減免に関して

自立支援の申請を行うことにより診察代やお薬代などすべて1割負担となります。 または健康保険の種類や収入割合によっては無料(国民健康保険の場合など)となる場合もあります。当院は自立支援指定医療機関であり、かつ精神保健指定医資格を有した医師が診察にあたるため診断書作成から制度の利用まで可能です。

②職場での問題に関して

発達障害をもった患者様は、仕事において単純ミスや物忘れ、またコミュニケーションなどの問題で業務に支障があり、悩んでいる方や時には不安障害やうつ症状をきたしたりする場合があります。 そのような場合は希望により診断書作成し、配置転換や業務の内容の見直しなどを会社へ提案することも致します。また場合によっては休業の診断書作成も可能です。

③就職に関して

心理検査や性格検査をもとに、1人1人の特性にあわせ、対人関係の作り方の指導や コミュニケーションスキルの指導、自己分析などを行い、関係機関と協力しながら 就職支援致します。また、自己否定感が強かったり、自信がなくて不安などを伴う場合には専門の心理士によるカウンセリングや認知行動療法も併用し、症状の改善を図ります。

④障害者手帳に関して

「身体」「知的」「精神」と現存では3つの障害者手帳があります。発達障害は最近になって診断が増えてきた”第4の障害”です。このため発達障害”専用”の障害者手帳はありません。ただし知的に遅れのある発達障害の人は療育手帳を、知的に遅れがない場合は精神障害者保健福祉手帳を取得できます。手帳の申請に関しては初診時から6ヶ月以上経過した時点で申請できます。 当院でも発達障害のため日常生活や社会的な活動に制約があると判断した場合には希望により手帳の診断書を作成致します(発達障害と診断されていても社会生活を送る上で支障がない場合または軽度の場合は認定されない場合もあります。)発達障害のため、一般的な就職がうまくいかない場合に、「障害者枠」での就職を望まれ申請される場合が多いです。

「発達障害とは」

「発達障害」という言葉はなじみのない言葉かもしれません。最近、うつ病や不安症などの原因や会社や人間関係で困難をきたしている人の原因として注目を浴びるようになってきた疾患概念です。発達障害の一種である「自閉症」というのは比較的有名ですが、それ以外にもさまざまは種類があります。

また医学用語としての整理されたもの以外にも「アダルトチルドレン」などと俗にいわれるものも発達障害の特性のことを指していることが多いです。
この「発達障害」とは発達障害者支援法により定義付けられ、主に①広汎性発達障害②学習障害(LD)③注意欠陥多動性障害(ADHD)の3種類に分類されています。
自閉症やアスペルガー症候群は①の広汎性発達障害に含まれます。
アメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)において、これまでアスペルガー症候群、高機能自閉症、早期幼児自閉症、小児自閉症、カナー型自閉症など様々な診断カテゴリーで記述されていたものを、「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の診断名のもとに統合されました。

そのため広汎性発達障害を自閉症スペクトラムと称されます。

発達障害 広汎性発達障害
(自閉症スペクトラム)
自閉症
アスペルガー症候群
その他トゥレット症候群など
学習障害(LD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)

ただ上記の表のように発達障害は明確に区別・診断できるものではなく、いくつかの発達達障害の症状が重なる場合も多くありますし、また同じ種類の発達障害であっても、症状はさまざまであり、症状は人によって異なります。 次に主な症状の特徴を紹介しますが、必ずしも全て当てはまるわけではなく、いくつかの種類の特徴を持ち合わせている場合もあります。

障害の特徴

広汎性発達障害(自閉症/アスペルガー症候群)

Aさんの例

他の人と話している時に自分のことばかり話してしまって、相手の人にはっきりと「もう終わりにしてください」と言われないと、止まらないことがよくあります。周りの人から、「相手の気持ちがわからない、自分勝手でわがままな人」と誤解されてしまいます。
でも、大好きな電車のこととなると専門家顔負けの知識をもっていて感心されます。


●特徴

Aさんのように対人関係やコミュニケーションの問題があり来院されることが多いですが他にも下記のような場合があります。

対人関係・社会性の障害

□集団になじむのが難しい
□空気を読めない
□間違っていても謝らない
□人の気持ちや感情を読み取るのが苦手
□周りが忙しく働いていても、定時になると、ひとりで帰ろうとする。
□時間が終わったら誰とも付き合わない。

コミュニケーションの障害

□「太っていますね」「老けてますね」などと初対面の人でも思ったことを率直に言ってしまい、相手を傷つけてしまうことがある。
□自分の事ばかり話す 人の話を聞くのが苦手
□冗談、皮肉、お世辞などが通じないことが多く、言葉をそのまま受け取ってしまう。
□だまされやすい
□話し方がぎこちなくて、抑揚がない、学者のような難しい言い回しで話す
□雑談が苦手

パターン化した行動・想像力の障害

□短所を責められることがとても苦手
□小さい時に怒られたことも、大人になっても引きずっている
□突然の物事の変化に対応することが苦手
□急に予定が変わったり、初めての場所に行ったりすると不安になる
□騒音がとても苦痛
□興味のあるものにはとことん没頭する
□こだわりがつよい
□決まりをかたくなに守る。例外や間違いを許せない。
□同じ洋服を毎日着てくる。
□楽しいイベントなども突然言われると迷惑だと拒否する。
□家具など、ものの配置が変わると落ち着かない


注意欠陥多動性障害(ADHD)

Bさんの例

大事な仕事の予定を忘れたり、大切な書類を置き忘れたりすることがよくあります。周りの人にはあきれられ、「何回言っても忘れてしまう人」と言われてしまいます。でも、気配り名人で、困っている人がいれば誰よりも早く気づいて手助けすることができます。


●特徴

Bさんのように不注意やミスが多いと指摘されて来院されることがほとんどですが他に下記のような特徴があります。

衝動性

□急に怒ったり、悲しんだりという気分のむらが強い。
□熱しやすく冷めやすい
□次々と異性が気になる(浮気など)
□仕事を転々としり、通っているクリニックをよく変える
□衝動買いや思いつき旅行をする
□思いついたらすぐに行動したくなり待っていることができないこと
□欲求不満になりやすい

不注意・多動

□単純な作業や仕事内容を持続することが困難
□事故が多い(物や人とぶつかること 自転車事故、交通事故)
□財布や携帯をよくなくす
□片付けられない
□行列や順番を待つことが苦手
□人の話を遮って話す。人の会話の途中で口をはさむ
□すぐに気が散る(会議中や授業中に他のことを考えてしまう)
□同時に2つのことをするのが苦手
□つぎつぎとアイデアが浮かぶ


学習障害(LD)

Cさんの例

会議で大事なことを忘れまいとメモをとりますが、本当は書くことが苦手なので、書くことに必死になりすぎて、会議の内容がわからなくなることがあります。後で会議の内容を周りの人に聞くので、周りの人から、「もっと要領よく、メモを取ればいいのに」と言われてしまいます。


●特徴

学習障害の人は「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」という5つの能力の全てに必ず困難があるというわけではなく、一部の能力だけに困難がある場合が多いです。読む能力はあっても書くのが苦手、他の教科は問題ないのに数学だけは理解ができないなど、ある特定分野に偏りが見られます。

□仕事や手順がなかなか覚えられない
□段取りや理解が悪く仕事が終わらない
□頭ではわかっていることをうまく話せない、思いを伝えられない
□電話での応対や接客の場で適切な言葉が出てこずに、黙ってしまう
□説明書やメールなどの文章を読むことが遅く時間がかかる
□数字や計算が苦手
□文章を読んでいるとどこを読んでいるのかわからなくなってしまったり、字を読むと頭痛がしてくる、読んでも内容が理解できないなどの症状があります
□電話で聞きながらメモを取れない
□話がうまくまとめられず企画案やレポートを作成できない
□集団で指示されるのが苦手で周りは理解しているのみ自分だけ理解できない
□お釣りの計算や金銭管理ができない など


その他の発達障害

上記のタイプのほかにも、トゥレット症候群のように、まなたき、顔しかめ、首ふりのような運動性チック症状や、咳払い・叫び声・同じ言葉を繰り返すなどの音声チックを主症状とするものもあります。

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