働く人のメンタルヘルス
職場における「こころ」と「からだ」の不調を抱える人が多くなってきたことがその背景にあります。
当院では職場におけるストレスから生じる様々な「こころ」と「からだ」の不調に対してサポートしていきます。
ストレスは様々な形で症状として現れます。
そしてその症状はうつ病または発達障害などが原因の場合があり、早期発見により対処することが重要です。
以下のような症状でお悩みの方はご相談ください。
精神的な症状
- 残業などが多くひどく疲れを感じる
- 休日も趣味や外出が面倒になった
- 集中できない
- 眠れない
- 悲しくなる
- 意欲が出ない
- 気分が晴れない
- 何事に対しても面倒だ
- いらいらすることが多い
身体的な症状
- 食欲がおちた
- 動悸や息切れがする
- 頭が重かったり頭痛がする
- 胃が痛い
- 腹痛がある
- めまいがする
行動や生活面での症状
(以下の症状のある方は大人の発達障害のページも参照ください)
- ミスが多く上司から注意されることが多い
- 人付き合いやコミュニケーションが苦手
- 転職を繰り返している
- 朝会社にいけない
- 遅刻や約束の時間に遅れたりする
当院の治療方針
まず問診や心理検査などから現在の心の状態を把握します。 うつ状態(うつ病、適応障害)と診断した場合には、症状に応じて内服治療を行います。また心理療法やカウンセリングなども実施可能です。
●当院の内服治療の方針
- 仕事や車の運転に影響が出ないように漢方を中心とした副作用の少ない弱めのお薬を必要最小限の量で処方するようにします。
- 漢方薬はすべて保険適応のものを使用し経済的負担のないよう配慮します。
- 漢方薬は飲みにくい方や苦手な方のために錠剤も取り入れております。
●カウンセリング・心理療法に関して
●その他 配置転換や休養に関して
配置転換や部署転換が病状の緩和に有効と考えた場合や症状が重く休養が必要と判断した場合には配置転換、部署転換、休養に必要な診断書作成を作成し療養していただきます。
~休養することでの経済的な不安に関して~
「傷病手当制度」
うつ病をはじめとする心の病には休養が非常に重要です。
しかし経済的な心配からなかなか休養できないという方も多く見受けられます。このようなケースに、安心して休養できるための制度として「傷病手当金制度」があります。これは労務不能で休養する場合、一定期間賃金の3分の2が支給される制度です。
当院でも該当される方に診断書作成可能です(ただし通院必要)